中村ローソクの創業は1887年。
それから125年以上もの間、和・京蝋燭一筋で製品を作り続けてまいりました。和・京蝋燭は、古くから仏事などに用いられてきましたが、昨今は安価な西洋ローソクの普及により、需要は減ってきているのが現状です。
また、和・京蝋燭の原料である櫨(ハゼ)の実の減少など、厳しい状況が続いておりました。
そこで、中村ローソクでは櫨(ハゼ)を栽培するプロジェクトへの参加や香り付きのおしゃれな和・京蝋燭を開発するなど、次の世代に和・京蝋燭をつないでいくため、様々な活動に積極的に取り組んでおります。
また、和蝋燭を自分で作ることのできる体験教室も実施しており、一人でも多くの人に和・京蝋燭の魅力を伝えていけるよう、これからも精進いたします。
和・京蝋燭と西洋ローソクの一番の違いは原料にあります。西洋ローソクが石油系原料を使っているのに対し、和・京蝋燭の原料はすべて植物性です。
そのため、油煙が少なく、環境に優しい蝋燭といえます。また、手作りという点も、魅力の一つです。多くの職人の伝統の技が蝋燭一本一本に込められています。
中村ローソクでは、和・京蝋燭作りの見学・体験も行っております。 自分で見て、作って、和・京蝋燭を体感してください。