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コラム

2016.10.24

和ろうそくって?

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和ろうそくの歴史と特徴

和ろうそくの歴史は奈良時代にまで遡ります。
中国より伝えられたろうそくの技術。それを日本の伝統工芸として昇華したのが和ろうそくです。

西洋ローソクとは違って、素材や炎の形に至るまで、細部にも意識を置いた製品が特徴的。櫨を使用した独特の素材感は、ほかでは味わえない風合いを引き立たせています。

中村ローソクでは、破型・棒型・スキヤ蝋燭(茶の湯や夜噺のときに用いるろうそく)等を製造しています。
燃焼時間も最短30分から9時間以上のものまで多種多様で、ご使用になる場所やシーンによって自由にお選びいただけるのも和ろうそくの特徴のひとつではないでしょうか。

植物性の原料を使用する和ろうそく

和ろうそくは、すべて植物性の原料でできています。

そのため油煙が少なく、環境にやさしいことはもちろん、室内で使用しても壁などが汚れにくく、インテリアとしても気軽に楽しむことができます。
ほのかな蝋の溶ける香りもまた一興。あなたに癒しを与えてくれるでしょう。

中村ローソクでは、櫨(ハゼ)蝋(木蝋)100%のろうそくや、バーム蝋(バーム椰子蝋)とライスワックス(米ぬか蝋)をブレンドした植物蝋100%の和ろうそくを製造しております。

歴史が活きる和ろうそくの魅力

京都の伝統工芸品を現在まで伝え続けている中村ローソク。
そこには、職人がこだわり抜いた努力の結晶が詰まっています。炎の燃え方一つとっても、考え抜かれた技術の粋が活きています。

癒しを与え、神秘的な時間を醸し出す自然の揺らぎ。そこには、西洋ローソクでは代用が利かない奥深さがあります。