コラム
2016.11.04
和ろうそくは櫨でできている!
櫨を使った独特な質感が中村ローソクの真骨頂。
伝統をひたむきに守り続けた結果が、現在に至るまでの文化の伝承に繋がっています。
和ろうそくは櫨が原料
植物の櫨を原料とした珠玉の作品。これが、中村ローソクが誇る京都の伝統工芸品です。
現在は原料が雲仙普賢岳の噴火によって消失したこともあり、櫨100%使用の和ろうそくだけでなく、米ぬか蝋とパーム椰子蝋をブレンドしたものも販売しています。
それでも、伝統的な製法は変わりません。
木蝋燭が持つ光の柔らかさは、心から癒される時間を演出してくれます。
和ろうそくの魅力
柔らかな光は、西洋ローソクにはない趣があります。
明るさは西洋ローソクの方が強い感じがあり、橙色の柔らかな雰囲気を演出する和ろうそくとは大きく異なります。
製造方法も特徴的ですし、自然の恵みを蝋燭の側面に描くものが多く、デザイン性にも優れた逸品が楽しめます。
見た目の特徴だけでなく、機能性も抜群。植物性の成分で使用しているため、嫌な香りもありませんし、お部屋を汚すこともありません。
温故知新。昔ながらのご供養のためだけではなく、新しいインテリアとして、中村ローソクの和ろうそくを取り入れてみてはいかがでしょうか?