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ハンドクリーム 和蝋燭職人からのおすそ分け


中村ローソクの歴史

私は分家後4代目になります。
中村銀吉・中村勝次郎・中村良造・田川広一

和蝋燭(わろうそく)使用方法豆知識

そのため1〜2時間くらい燃え進んだところで火箸や芯切バサミ等の道具を使い芯をつまんでちぎり芯の長さを調節し炎の大きさを加減する作業(芯切り)が必要になります。
大きいサイズの和蝋燭(一般的に10号サイズ以上)は必ず必要になります。
小さいサイズの和蝋燭でも芯切を行う方が安全です。
火箸を使用していただいても大丈夫ですが、専用芯切りハサミをご利用ください。
ご使用方法が分かりにくい場合は、和蝋燭店(わろうそくてん)や仏壇・仏具店・お香店にお問い合わせください。

数寄屋蝋燭(すきやろうそく)

サイズは大・小の2種類で大は棒型15匁の大きさで、小はそれより短いサイズです。それ以外の物もオーダーできますので、ご用命ください。
お茶席や夜咄(よばなし)にご使用いただきます。

本木蝋(ほんもくろう)と米ぬか蝋とパラフィンワックス

昔よりの和蝋燭(わろうそく)は櫨蝋(はぜろう)100%で作られていたものですので、本物の本物をお求めの方は本木蝋(ほんもくろう)とご指名ください。
過去に雲仙普賢岳の噴火のために櫨(はぜ)の実の一大産地が被害を受け櫨蝋が激減した時に色々と代用品を各和蝋燭店が試行錯誤して製作しました。
そこで仏事には動物の油や石油でできたパラフィンワックスは使用できないので、米ぬか蝋が多く使用されるようになりました。
(当店はもっと前から小さな蝋燭には既に使用していました)
和蝋燭も煤は出ます。ただ払い落したり、洗うことができます。
動物の油やパラフィンは洗剤でないと洗い落とせません。
初めてご利用の方は、1度お問い合わせください。
用途に有ったアドバイスができると思います。(見栄えにこだわり大きい物を使用すると煙は出ます)
絵ろうそくは、お花の代用品なので、火は点さずお花の代わりにお飾りください。

朱色と白色

一般的に白色は日々のお光、葬儀、三回忌までの法要に、朱色は報恩講、お正月、お盆、年忌、法要などご先祖様に嬉しい事を報告する、お願い事をするなどの時に使用する、とされています。
お仏壇で火を灯して使用する場合には、七回忌までは白色を使用します。
朱色は七回忌から火を灯していただけます。
手描き絵ろうそくやお花の絵のついた絵ろうそくを、お仏壇に飾っていただくとき(火を灯さない場合)は、絵ろうそくが、お花の代用なので、どちらの色でも飾っていただけます。

和蝋燭の消し方

完全に消す場合は芯の根元を芯切りハサミで炎の下を綺麗に切れば残り香や煙が殆ど残りません。(ただし取り除いた芯を入れる芯壺が必要です)

燭台のお手入れ

洗剤を入れるとより良く綺麗になります。ガリガリこぜたり、ごしごし洗って燭台や仏具を傷をつける心配がありません。
(熱いお湯には、十分にお気を付けてください)
洗浄方法は、ろうそく店や仏壇・仏具店にお問い合わせください。

有限会社 中村ローソクの外観です。

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